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株式会社赤川硬質硝子工業所は、Your ideas. Your glass.をモットーに、よりよいガラスを皆様にご提供していきます。

TEL. 06-6922-3681

〒535-0004 大阪市旭区生江1-2-20

Acid-soluble glass

酸可溶性硝子とは

胃カメラに見る酸可溶性硝子

光ファイバーの原理
光ファイバーは、コアとクラッドの2種類の硝子(又は樹脂)からできている。中心部に、コアが有りそれを包み込む等にクラッド部分が有る。光は、コアの部 分を進む。光がコアからクラッドの方に外れようとすると、その屈折率の差から中心部に戻される。こうして、光はコアの中を進んでいく。

光ファイバー形式の胃カメラ
まず、直径数センチメートル、長さ数十センチメートルの硝子の光ファイバーを造る。これを酸可溶性硝子で被い、一体化させる。(この時の酸可溶性硝子は、熱膨張係数など熱的特性を、元になる光ファイバーに合わせてあり、それ自身は酸ですぐに溶ける硝子)

それを、きっちりと積み重ねて行く。

積み重ねたものをリドローし細いガラス棒にする。
細くなったガラス棒を、数十センチメートルにそろえて切る。
更に、それを積み重ねてリドローする。
この作業を何回か繰り返す。
最終的には、一本の光ファイバーは、髪の毛より細くなる。
これを目的の胃カメラの長さで切る。
両端のファイバーを固定して、これを酸に浸ける。
酸可溶性硝子だけが熔けてファイバーがばらける。
これによりファイバーの束を自由に曲げる事ができる。
両端でファイバーが固定させてるので、
ファイバーの片端に入った光は反対側の端の同じ位置に現れる。
(この時のファイバーの本数が5000本あれば5000画素ということになる)

胃カメラの歴史
光ファイバー式の胃カメラは、日本で発明され、日本の会社が世界中に提供してきました。弊社は、その会社に酸可溶性硝子を供給してきました。現在はCCDカメラ方式に置き換わってきてますが、光ファイバー方式の利点も有ります。

    

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